本セミナーは定員に達したため、申込受付を終了いたしました。




「親の世代は少ない負担で多額の給付がもらえたが、若い世代は負担に比べてもらえる給付が少ない」という世代間の損得論をよく耳にしますが、年金制度が成熟する以前の世代は、親の私的扶養もしながら自らの保険料も納めてきました。現在は、社会的な仕組みとして高齢世代の生活保障を行うことにより、その子や孫の負うべき負担が軽減され、その恩恵は現役世代にも及んでいます。

とはいえ、繰り返される年金破綻論に心穏やかではいられず、疑心暗鬼になってしまうのも無理はありません。前向きに人生100年のライフプランを考えるためにも、公的年金の仕組みを知り、年金にまつわる「トンデモ話」に決着をつけましょう。

講師は、年金の誤解を解く請負人、または鬼退治をする桃太郎侍のような役回りにさせられて10数年の慶應義塾大学商学部教授・権丈善一氏にご登壇いただきます。どなたさまも奮ってご参加ください。



  • 1.日本の年金の負担と給付の構造

    2.積立方式も賦課方式も少子高齢化の影響を受ける

    3.教科書も間違え、大手新聞も誤報連発 年金をめぐる「ああ勘違い」

  • 4.女性や高齢者が幸せに働ける社会の実現と年金のハッピーな関係

    5.公的年金はライフプランに合わせて、60歳から70歳までの受給開始年齢自由選択制

    その他




権丈 善一(けんじょう・よしかず)氏 
慶応義塾大学商学部教授 博士(商学)
1962年生まれ。1985年慶大商学部卒。1990年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。2002年から現職。専門は社会保障・経済政策。社会保障審議会,社会保障国民会議,社会保障制度改革国民会議,社会保障制度改革推進会議の委員や社会保障の教育推進に関する検討会の座長などを歴任。15年から現在まで厚労省医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会の構成員を務める。
著書に『再分配政策の政治経済学(Ⅰ~Ⅶ)』(慶大出版会)、『ちょっと気になる社会保障 増補版』『ちょっと気になる医療と介護 増補版』『ちょっと気になる政策思想』の好評シリーズ3部作(いずれも勁草書房)など多数。


【日時】
2019年10月18日(金18:30〜20:30

【場所】

 中野サンプラザ 8F研修室(JR中野駅北口徒歩2分) LinkIcon会場へのアクセスはこちら

【参加費】

1,000円(税込):当日、受付けにてお支払いいただきます。


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主催/生活設計塾クルー  協力/全国生活協同組合連合会 損害保険ジャパン日本興亜